用具えらび
卓球ラケットの選び方完全ガイド — シェーク/ペン・合板・グリップで失敗しない
最初の1本を選ぶために、シェークとペン、グリップ形状、木材合板と特殊素材、完成品と組み合わせ式の違いを公式資料と取得価格で整理します。

最初のラケットは、評判のよい製品名から探すより、握り方・手への収まり・商品に何が含まれるかを順番に確認すると選びやすくなります。プレースタイルが固まっていない段階では、速さや高価格だけを基準にしないことも大切です。
5段階で候補を絞る

- シェークハンドとペンホルダーを実際に握る
- シェークならグリップ形状を比べる
- 木材合板か特殊素材入りかを確認する
- 完成品か、ブレード単体かを確認する
- ラバーを貼った総重量で試打する
オンラインの商品説明だけで最後まで決めず、可能なら専門店や貸しラケットで握りと重さを確認してください。
1. シェークハンドとペンホルダー
メーカーの公式解説では、ラケットは大きくシェークハンドとペンホルダーに分けられます。
シェークハンド
握手するように握り、通常は両面を使います。フォア側とバック側で別のラバーを組み合わせることもできます。グリップ形状の選択肢が複数あるため、同じブレード名でも型番を確認してください。
ペンホルダー
ペンを持つように握ります。日本式、中国式など形状があり、片面だけを主に使う構成と裏面にもラバーを貼る構成があります。必要なラバー枚数と総重量が変わるため、握り方だけでなく完成時の構成まで確認します。
どちらが絶対に初心者向きという決まりはありません。借りられるなら両方でフォア・バックを数分ずつ試し、指が当たる場所、手首の動かしやすさ、ラケット面の切替えやすさを比べましょう。
2. シェークのグリップ形状

代表的な形状はFL(フレア)、ST(ストレート)、AN(アナトミック)です。
| 形状 | 外形の特徴 | 握ったときに確認すること |
|---|---|---|
| FL | 先端に向かって広がる | 振ったときに抜けそうに感じないか |
| ST | 太さの変化が比較的小さい | 握り替えやすさと手の中の動き |
| AN | 中央部にふくらみがある | ふくらみの位置が手に合うか |
名称が同じでも、太さ・長さ・角の形は製品ごとに違います。「FLなら必ず合う」とは限らないため、手の大きさだけでなく、力を入れずに構えた状態で確認します。
3. ブレードの構成
ブレードは木材を重ねた合板、または木材に繊維などの特殊素材を組み合わせた構成です。メーカーは合板枚数や素材によって弾み・打球感が変わると説明していますが、枚数だけで性能を一意に決めることはできません。木材の種類、厚さ、接着、ブレードサイズも影響するためです。
初心者が比較するときは、次の順で十分です。
- 商品説明の対象レベルと弾みの指標を確認する
- 同じラバーを貼った試打ラケットがあれば打ち比べる
- 強く打たなくても台に収めやすいかを見る
- 速さより、同じフォームで同じ場所へ返せるかを優先する
特殊素材入りが初心者に不適切、木材5枚が全員の正解、という規則はありません。指導者や販売員へ現在の経験と予算を伝え、試打結果と合わせて判断します。
4. 完成品と組み合わせ式
購入画面で最も間違えやすいのは、表示価格にラバーが含まれるかどうかです。
| 買い方 | 内容 | 確認点 |
|---|---|---|
| ラバー貼り完成品 | ラケットとラバーが一体で販売される | ラバー交換の可否、競技用として使えるか |
| ブレード単体 | 木材部分だけを購入する | 両面のラバー、接着、貼付工賃が別途必要 |
| 店舗で組み合わせ | ブレードとラバーを選び、貼付を依頼する | 完成時の総額・総重量・納期 |
まず体験したいだけなら施設の貸しラケットや完成品、継続が決まり好みを相談できるなら組み合わせ式、という考え方ができます。参加予定の大会がある場合は、用具が最新の競技規則に合うかも販売店と大会要項で確認してください。
5. 価格分布は「商品内容が混ざっている」と理解する
当サイトが在庫あり価格を取得できたラケットは42製品、77価格でした(2026年8月4日時点)。送料・ポイント・会員価格を含めない表示価格の分布です。
| 指標 | 価格 |
|---|---|
| 最安値 | 1,559円 |
| 第1四分位 | 5,500円 |
| 中央値 | 10,485円 |
| 第3四分位 | 15,205円 |
| 最高値 | 43,945円 |
この分布には完成品とブレード単体、木材と特殊素材、入門向けと競技向けが混在します。中央値は品質や初心者適性の基準ではありません。価格比較では、同じ商品名・グリップ・商品内容をそろえ、送料を含む注文総額を販売店で確認してください。
店頭・試打で確認するシート

- シェークかペンかを両方握って比べた
- 型番とグリップ形状を確認した
- 表示価格にラバーが含まれるか確認した
- ラバーを含む完成時の重さを確認した
- 軽く打ったときに台へ収めやすい
- 指の当たり、手首の痛み、強い力みがない
- ケース・貼付工賃・交換費を含む総額を確認した
最初の1本で将来の戦型まで決める必要はありません。借りて試す、握りと重さを比べる、商品内容と総額を確認する。この順番なら、宣伝文句や価格だけで選ぶより、自分に合わない買い物を減らせます。
試打で見るのは「入ったか」だけではない
試打では、強く打ったときの爽快感より、弱い力で返したときの扱いやすさを先に見ます。初心者が確認しやすいのは、次の4場面です。
- フォアとバックをゆっくり交互に返せるか
- 台から少し離れた位置で、ボールが高くなりすぎないか
- サービスを短く入れようとしたときに面を保てるか
- 10分ほど握って、指や手首に違和感が出ないか
同じラケットでも、ラバーの種類、厚さ、貼り方、ボール、打ち方で感触は変わります。試打の印象だけで性能を断定せず、「どの条件で、何が扱いやすかったか」を書き残します。
迷ったときの優先順位
候補が残ったら、グリップの握りやすさ、完成時の重量、総額、交換のしやすさの順で比べます。商品説明に重量が書かれていても、ブレードだけの値か完成品の値か確認が必要です。表示されていない場合は販売店へ尋ね、分からないまま細かな比較をしないようにします。
購入後に合わないと感じた場合、すぐ別の用具へ替える前に、握り、構え、ボールの種類、練習時間を一つずつ確認します。複数を同時に変えると、何が影響したか分かりにくくなります。
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この記事の確認方法・情報源
調査・確認方法
メーカーの初心者向け選び方・構成・グリップ解説を確認し、在庫あり価格を取得できたラケット42製品77価格の分布を2026年8月4日時点で集計しました。
この記事で独自に加えた価値
製品名のランキングではなく、握り方、グリップ、ブレード構成、商品に含まれる物、試打の5段階で候補を絞れる購入前シートに再構成しました。
確認した情報源
- 初心者向け ラケットの選び方株式会社タマス(バタフライ) / 2026年8月4日確認
- ラケットの構成株式会社タマス(バタフライ) / 2026年8月4日確認
- グリップの種類株式会社タマス(バタフライ) / 2026年8月4日確認
- 独自集計データの扱いタッキュウヤリタイ編集部 / 2026年8月4日確認
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