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卓球ラケットの選び方完全ガイド — シェーク/ペン・合板・グリップで失敗しない
最初の 1 本をどう選ぶか。シェークとペンの違い、合板の枚数、グリップ形状、完成版ラケットと自分で組む違いまで、卓球を始める卓人のためにラケット選びの基準を編集部が整理しました。

「卓球を始めたい。でも最初のラケットを何にすればいいか分からない」── これは卓球を始める卓人(タクジン)が最初にぶつかる壁です。ラケットは ラバー と違って 数年〜十数年使う相棒 なので、最初の選び方が後々まで効いてきます。
本記事では、ラケット選びを「グリップ形状」「合板の構成」「買い方」の 3 つの軸に分けて、編集部目線で整理しました。
まず大前提:ラケットは「ラバーを貼る土台」
卓球のラケットは、木の板(ブレード)に ラバー を貼って初めて使えます。打感を左右するのは ラケット 3 割・ラバー 7 割 と言われることもあり、最初のうちはラケットで悩みすぎる必要はありません。
ただし、グリップ形状だけは後から変えにくいので、ここだけは最初に決めるのが鉄則です。
グリップ形状:シェークかペンか
最大の分岐点が、握り方=グリップ形状です。
シェークハンド(握手するように握る)
- 世界の主流。日本の競技人口でも最多
- フォア・バック両面にラバーを貼り、両ハンドで攻守がしやすい
- 迷ったらまずシェーク。情報も道具も圧倒的に豊富
ペンホルダー(ペンを持つように握る)
- 手首が自由に使え、台に近い前陣でのプレーや細かいサーブに強い
- 日本式ペン(片面)/中国式ペン(両面)など種類がある
- バックハンドに工夫が要る(裏面打法など)ぶん、習熟に時間がかかる
どちらが自分に向くかは、ペンとシェーク診断 で性格・プレースタイルから整理しています。結論を急がず、まず両方を少し握ってみるのが一番です。
シェークのグリップ:FL / ST / AN
シェークを選ぶと、さらにグリップの形を選びます。
| 記号 | 名称 | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| FL | フレア | 先細りで握りやすい。最も主流 | 迷ったらこれ。両ハンド型 |
| ST | ストレート | まっすぐで握り替えしやすい | サーブで握りを変える人 |
| AN | アナトミック | 中央が膨らみ手にフィット | 中間が好みの人 |
初心者は FL(フレア)が無難です。握ったときに自然と手のひらに収まり、力みにくいので、まずここから始めて問題ありません。
合板の構成:枚数と特殊素材
ブレードは薄い木の板を貼り合わせた「合板」でできています。
- 5 枚合板:標準。適度な弾みとコントロールのバランスが良い。初心者の王道
- 7 枚合板:板が増えるほど弾む。攻撃的だが扱いは難しめ
- 特殊素材入り(カーボン等):さらに弾むが反発が強く、フォームが固まる前は制御しにくい
編集部の結論はシンプルで、最初は「5 枚合板の木材ラケット」。弾みすぎず、自分のスイングで飛ばす感覚を身につけやすいからです。カーボン系は、フォームが安定してきた中級以降で十分間に合います。
買い方:完成版か、自分で組むか
ラケットには 2 つの買い方があります。
完成版(ラバー貼付済み)
- ラバーが最初から貼られていて、買ってすぐ使える
- 入門用は ¥1,500〜¥4,000 程度
- 「卓球を試してみたい」段階ならこれで十分
ブレード+ラバーを別々に買う(組み合わせ)
- ブレードとラバーを自分で選び、ショップで貼ってもらう
- 「自分の道具を作る」本格仕様。¥6,000〜が目安
- 続けることが決まった人におすすめ
最初の 1 本は完成版で試し、「続ける」と決まったタイミングで組み合わせに移行する── これが失敗の少ない順番です。費用の全体像は 卓球を始める大人のための持ち物・費用ガイド も参考にしてください。
レベル別・編集部のおすすめ構成
これから始める(0〜3 ヶ月)
- シェーク・FL・5 枚合板の完成版、または入門完成版
- ラバーは貼ってあるものでまず十分
続けると決めた(3 ヶ月〜)
- シェーク・FL・5 枚合板のブレード
- 両面に中程度の硬度の裏ソフト(ラバーの選び方 参照)
課題が見えてきた(半年〜)
- スピードが欲しいなら 7 枚合板や特殊素材
- 回転で攻めたいなら粘着系ラバー、と 道具で課題を補強する段階
ラケットを長持ちさせるコツ
ラケットは消耗品ではありませんが、扱い次第で寿命が変わります。
- 使用後は ラバー保護シート を貼り、専用ケースで保管する
- 木材なので 湿気と直射日光を避ける(車内放置は厳禁)
- グリップが手汗で傷んだら、早めに手入れする
まとめ
- ラケットは数年使う土台。グリップ形状(シェーク/ペン)だけは最初に決める
- 迷ったら シェーク・FL・5 枚合板 が王道
- まず完成版で試し、続けると決めたら組み合わせへ
- カーボン系・7 枚合板は中級以降で十分
- ラバーは消耗品、ラケットは相棒。手入れして長く使う
道具選びは卓球の楽しみの一つです。最初から完璧を目指さず、打ちながら自分に合う 1 本を見つけてください。
あわせて読みたい:ラバーの選び方完全ガイド / ペンとシェークどっちが向いてる? / 卓球シューズの選び方

執筆・編集
タッキュウヤリタイ編集部
全国の卓球場情報を集め、現地取材・公式情報・一次資料の確認をもとに記事を作成している編集チームです。料金・営業時間・設備などの事実は公式サイトや施設への確認を基本とし、卓球を実際にプレーするメンバーの視点で「卓人(タクジン)」に役立つ情報をお届けします。
編集方針: 事実は公式情報・一次資料で裏取りし、推測は推測と明記。誤りのご指摘・最新情報のご提供はいつでも歓迎しています。
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